2013年6月29日から30日にかけて、アイルランドのコーク市にあるB&B Auburn Houseに宿を取りました。
Auburn Houseについては、前回の記事「アイルランド コーク市のB&B Auburn Houseに宿泊しました。」をご覧ください。
さて、B&B Auburn Houseの朝食です。
Auburn Houseの公式サイトを見ても、朝食については何の記載もありません。
B&B、ベッドアンドブレックファストでは、朝食に自信、セールスポイントであれば積極的にサイトにそのことを書くのが普通です。
書いていないということは、あまりポイントを置いていないのではないかと思う事が多々あります。
しかし、B&B Auburn Houseの朝食については、そう不満はありませんでした。
6月30日の朝食には、地元産のベーコン、目玉焼き、焼きトマトが主でしたが、7月1日の朝食は、ベーコン、目玉焼き、焼きトマト、ソーセージ、ブラックプディング、ホワイトプディングとほぼ、アイリッシュ・ブレックファストの典型的なものでした。
ゴールウェイのB&B Asgard Houseでは、ブラックプディング、ホワイトプディングはでませんでしたので、朝食もAuburn Houseの方が良いと思いました。
ブラックプディング、ホワイトプディングと言っても、デザートのプリンのようなものではなくて、言ってみればソーセージのようなものです。
ブラックプディングは、豚肉、オートミール、タマネギなどにスパイスやハーブなどを入れて作ります。
そこに、豚の血を加えたものがブラックプディングです。これにより、色が黒くなります。
オートミール、つまり麦のポリポリとした食感がアクセントです。アイルランドでは、スーパーでも販売していますし、村や街の肉屋さんでも売っています。
それぞれローカルなブラックプディングがありますので、食べ比べてみても面白いと思います。
ホワイトプディングは、豚の血が加えられていないものです。そのため、黒くありませんが、白いというものでもありません。
ブラックプディングのほうが美味しいと思うのですが、豚の血と言うイメージもあり、日本人の中には敬遠する人も多いようです。
最も、ブラックプディング自体知らない人も多く、何も知らずにパクパク食べる人も少なく無いと思います。
なお、B&B Auburn Houseの朝食ルームは、サンルームもなく、比較的質素な作りです。今回のイギリス・アイルランド旅行のB&Bの中でも、最も質素だったと思います。
しかし、それはそれでおいしい朝食をいただいたので、良いB&Bだと思いました。